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週刊ヤングジャンプ掲載の漫画、実写映画化された作品について

実写映画版では

映像化するにあたって

東京喰種が映像化するに辺り、気になることは多々ある。その中でも一番気になるのは、人肉を捕食するシーンをそのままに表現するかどうかだ。原作では喰種たちが普段の食事を賄うため、何の関係もない人間たちを拉致して自らの食料とする描写が連続します。けれど喰種たちは社会的異分子として扱われる一方で、金木たちのように自分は人間だと、人を襲って人肉を食べるなど出来ないと考えている喰種も中にはいるのだ。しかしそれではいつか食うに事困ってしまうがため、食べるという選択肢が外せない。

原作でも相当グロく、物語が始まったばかりの頃は金木も喰種としての本能に従って人の肉を食べるなどと考えられなかったほどだ。だからといって人間だった頃の食事は食べれるはずもなく、お腹が減るだけ減って、ヒロインから無理やり口の中に含まされた人の肉を食べてしまう。それからも積極的に食べようとしなかったが、ある事件をきっかけにして金木も捕食衝動を受け入れるようになった。

まず実写化されるにあたっては人を捕食するシーンなどの残虐な描写をどこまでするかが焦点となるでしょう。映画はテレビと違って過激な描写をするにあたってはひと目に多く触れるものではないため、やりたい放題とはいかずとも、遠慮無く表現されそうだ。

こうした点に触れつつ、先を見据えてどんな作品になるかが楽しみな作品となります。

一方で

期待が膨らむ中でやはり不安を抱えているファンも多い。その中でも一番に考えられるのが、

原作をきちんと踏襲しているか
話題性ばかり意識したキャスティングではないか
内容がまとまっているか

という3つが挙げられる。

ここ数年、テラフォーマーズを中心とした人気マンガ作品が実写映画化されるとなって話題を放っているものの、原作をこよなく愛している人たちからは辛辣な意見ばかりが飛んでいる。なにせ大半の作品がテラフォーマーズと同じように、失敗という言葉がここまで似合う爆死感が漂ってしまっている。それについて非難するべきではないのかもしれないが、人気作品であればあるほど原作の世界観を大事にして欲しいという声が強い。

東京喰種も例外ではない、というよりは原作のグロさをどこまで表現できて、かつどこまので内容を実写にするのかが焦点といえるでしょう。ただこうした不安がつきまとう中で、一部では『東京喰種トーキョーグールなら成功する可能性も高いかもしれない』との声が上がっているとのこと。かなり好意的な意見といえますが、それもただ理由なく唱えられているのではなく、きちんと背景的に伴っていた。

可能性は高いか

成功するか否か、という天秤に掛けるとした場合には大部分の漫画原作は失敗するだろう、そう考えている。そうした中で東京喰種ならあるいはという話が出ているのは、制作に作者である石田スイ先生が極力関与しているという。しかも物語の良し悪しを決めると言っても過言ではない、脚本にもだ。

実写版で失敗した例は幾つもありますが、中でも代表的なのは日本ではないが日本初の漫画をハリウッド映画が実写映画にした『ドラゴンボール』が代表的でしょう。過去類を見ない爆死となり、世界的に圧倒的な人気を誇る漫画になんという黒歴史を作ってくれたんた、そう世界中のファンから糾弾され続けている、現在進行形で。その様子につい最近、脚本を担当した方が公式に謝罪をすることとなった。それまで雲隠れして隠遁していたものの、何年も鳴り止まない非難轟々の嵐と失敗作・駄作と言われ続けた事による贖罪としては些か遅すぎた。

ドラゴンボールが失敗した原因は、脚本家がなんと『原作の何もかも知らないままに執筆した脚本にしたから』と言われている。詳しくは省きますが、近年稀に見るC-級の駄作に仕立てられてた。こうした点を踏まえるなら、東京喰種はまだ成功という可能性は少なからず期待できます。

成功への道は険しい

ただ作者が必ず関与すれば成功する、とは一概にいえないのも事実。なにせ非現実の、フィクションをモデルにしているがために何処か継ぎ接ぎの、そんなのありえないだろうといった意見が誰しも浮かんでくるものだ。なので浮かれすぎる、期待しすぎるのは良くないとして。ゾンビ系の実写映画と言えばおなじみ、バイオハザードシリーズが思い出されます。今作はハリウッドできちんとした形でオリジナル要素を取り込みつつ、原作の世界観を忠実に再現するという至難の業を見事に形にしてみせた。

世界観に忠実、という点を織り込むなら東京喰種は日本人と日本を舞台にしていることで、日本の映画として十分成立するだろう、そう考えられます。むしろテラフォーマーズよりは続編の可能性も大きいかもしれません。